痛みについて 東洋医学研究所?グループ 二葉はり治療院 院長  甲田 久士
2011-06-01 15:19
東洋医学研究所
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おわりに
 原因不明の痛みを訴える患者さんは多く、患者さん自身が痛いといえば痛く、科学・医学が進歩発展しているにも関わらず原因が解明されていないのが現状です。痛みは体からの警告信号です。
 痛みは慢性痛になる前に適切な治療を受けなければいけません。長引けば長引くほど痛みのほか色々な症状(不快感、不眠、疲労、不安、恐れ、怒り、うつ状態)が現れます。痛みの情報は中枢神経系(脳、脊髄)で感知し、同時に痛覚抑制系も深く関与しており、鍼治療をした後、痛みが楽になる感覚は、鍼刺激がこの痛覚抑制系に働くと考えられます。
 東洋医学研究所?グループでは、東洋医学研究所?所長黒野保三先生が神経生理学・解剖学の基礎実験から証明した裏付けのある効果的な刺激方法を生体に与え疼痛疾患の患者さんの痛みの改善に努めてきました(黒野保三先生の研究業績参照)。
 我慢をしても何も特はありません。痛みを感じたら我慢せず速やかに治療を受けてください。その治療法の第一選択として副作用がない鍼治療をお勧めします。また長い間、痛みで苦しんでおられる患者さんにも是非、鍼治療を勧めていただけたらと思います。

参考文献
 林 泰史:肩・腰・膝 痛みのクリニック.山海堂.2003
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