第36回公益社団法人生体制御学会学術集会に参加しました
2018-08-30 20:04
東洋医学研究所
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平成30年8月26日(日)に名古屋市立大学で行われた第36回公益社団法人生体制御学会学術集会に東洋医学研究所?グループの先生方が参加しましたので報告します。

日時:平成30年8月26日(日) 9:00〜15:30
場所:名古屋市立大学医学部総合情報センター川澄分館さくら講堂( 図書館3階)

  
会場風景

受付風景

〔開 会 式〕9:00〜9:20

学術集会長挨拶
愛知医科大学医学部生理学講座 教授
第36回公益社団法人生体制御学会学術集会長  岩瀬  敏 先生



第36回公益社団法人 生体制御学会学術集会の開催にあたり
学術集会長として挨拶をされる岩瀬 敏先生


開会式で挨拶をされる伊東恵美子名古屋市副市長

来賓の先生方


(公社)生体制御学会の役員の先生方
東洋医学研究所?所長の黒野保三先生 (前列右端)
副所長の石神龍代先生 (前列左端)


〔一般口演〕9:30〜10:20(全4題)
第1席9:30〜9:45
「気象の変化と不定愁訴について(3)−四季による不定愁訴の変化−」
(公社)生体制御学会研究部 古典文献(鍼灸)研究班 
角村 幸治 先生

 
健康チェック票の不定愁訴指数が四季別(春夏秋冬)に差があるかを検討し、夏・秋・冬と比較し春の不定愁訴指数平均点数が有意に高かったことを報告する東洋医学研究所?グループかどむら鍼灸院院長の角村幸治先生


 
座長を務める東洋医学研究所?グループ二葉はり治療院の甲田久士先生(左)
                        鈴鹿医療科学大学保健衛生学部鍼灸学科教授の佐々木和郎(右)
 




シンポジウム 10:30〜12:00
「顔面神経麻痺に対する西洋医学と東洋医学の連携」
司  会:名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野教授 
名古屋市立東部医療センター病院長 村上 信五 先生
シンポジスト:
「ウイルス性顔面神経麻痺における実践的薬物治療」
名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野助教
江崎 伸一先生
「末梢性顔面神経麻痺の後遺症とリハビリテーションについて」
豊橋市民病院  リハビリテーション技術室長
森嶋 直人先生
「末梢性顔面神経麻痺に対する鍼治療について」
(公社)生体制御学会  生体防御免疫疾患班班長
井島 晴彦先生


 
黒野式全身調整基本穴と顔面の経穴に対して鍼治療(筋膜上圧刺激)を行った顔面神経麻痺患者を対象に、柳原法を使用して症例集積し、経過観察を行ったところ、19症例のうちBell麻痺14例の転帰は治癒8例、回復良好5例、回復不良1例となり、Hunt症候群5例の転帰は治癒3例、回復良好2例となった。薬物の使用を中止したBell麻痺5例において、自然治癒が考えにくい発症から長期間経過した症例や、鍼治療開始後通常の回復経過よりも良好な回復を示した。顔面神経麻痺発症から鍼灸院に来院するまでに3年半や6年経過している症例にも改善が認められたことを報告する東洋医学研究所?グループ井島鍼灸院院長の井島晴彦先生

ディスカッション風景
 
司会を務める名古屋市立東部医療センター病院長の村上信五先生

〔教育講演〕13:00〜14:00 市民公開講座((公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座 )
「これからの糖尿病治療」
講師:医療法人 洪内科クリニック    理事長     洪  尚樹先生
司会:社会医療法人八千代病院内分泌代謝内科部長  藤井  徹先生

 
これまで糖尿病治療の目標である「良好な血糖コントロールを達成・維持することで慢性合併症の発症・進展を阻止すること」についてと、アメリカにおけるHbA1cが6.5%以下の症例や80歳以上の高齢者や癌合併症例などの余命が10年以上期待できない症例では、治療を緩めて患者の治療への負担の軽減を計るべきではないかとの考え方についてや、2型糖尿病の治療薬の変遷についてなど、現在の2型糖尿病治療のこれからのあるべき姿などについて講演中の洪 尚樹先生。

司会を務める社会医療法人八千代病院内分泌代謝内科部長の藤井 徹先生




控室にての歓談風景(右から公益社団法人生体制御学会名誉会長の黒野保三先生、大村秀章愛知県知事、第36回公益社団法人生体制御学会学術集会長の岩瀬敏先生、公益社団法人生体制御学会会長・第36回公益社団法人生体制御学会実行委員長の皆川宗徳先生、特別講演講師の澤田誠先生)


特別講演の前に挨拶をされる大村秀章愛知県知事
 

特別講演  14:40〜15:40  市民公開講座((公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座 )
演題:「記憶の仕組み、夢の意味」 
講師:名古屋大学環境医学研究所生体適応・防御研究部門脳機能分野    教授 澤田 誠 先生
司会:愛知医科大学医学部生理学講座教授
第36回公益社団法人生体制御学会学術集会長  岩瀬  敏 先生
  

脳の情報処理についてや感情と記憶の関係、睡眠中の脳の働きと夢についてや、認知症と物忘れの違いと記憶の持つ意味など、動画を用いてに講演中の澤田誠先生。

司会を務める岩瀬  敏先生
 


〔閉 会 式〕15:40〜16:00

学術集会長挨拶
愛知医科大学医学部生理学講座 教授
第36回公益社団法人生体制御学会学術集会長 岩瀬  敏 先生

今回の学術集会の開催にあたり、種々ご指導頂いた学術集会顧問の黒野保三名誉会長をはじめ、ご来賓の先生方、ご講演・ご発表頂いた先生方、実行委員の先生方や参加された会員への御礼の挨拶をされる岩瀬敏先生。

来賓の先生方と学術集会実行委員の先生方との記念写真
東洋医学研究所?グループの先生方は全員実行委員として協力しました。


このマークのついている先生は東洋医学研究所?グループの先生です
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