うつ病(非定型うつ病)
2012-09-22 17:22
東洋医学研究所
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うつ病にはタイプがあります。
一般にうつ病とは、定型うつ病で、働き盛りの方に多くみられます(抑うつ気分と、興味・喜びの喪失などが主な症状となります)。
その他、定型うつ病とはタイプの違う、かつて「神経性うつ病」とよばれた非定型うつ病が、20〜30代の女性を中心に増えています。
今回は、非定型うつ病を紹介します。


非定型うつ病とは?
非定型うつ病は、何か楽しいことや、望ましいことがあると、気分がよくなります。定型うつ病では、何があっても元気が出ないのに対し、非定型うつ病は出来事に反応して気分が明るくなるのが大きな特徴です。

また、定型うつ病は、朝起きたときから午前中不調なのに対し、非定型うつ病は、日中は比較的安定していますが、夕方から夜にかけて気持ちが不安定になるのが特徴です。

その他、非定型うつ病の特徴は、1日10時間以上も睡眠時間をとっているにもかかわらず、昼間には眠気を感じ、いくら寝ても寝足りないように感じたり、食べることで気を紛らわそうと過食傾向になります。さらに、イライラして落ち着かないため、集中力が散漫になり人間関係のトラブルも起きやすくなるといわれています。

非定型うつ病を改善するワンポイントアドバイス 
非定型うつ病の場合、定型うつ病とは、症状のあらわれ方だけでなく、対処の方法も異なるため注意が必要です。
定型うつ病では、ゆっくりと体を休め、ストレスにつながる環境を取り除くことが必要と考えられています。
一方、非定型うつ病では、まずは規則正しい生活を送ることが大切です。

可能な場合はなるべく仕事へ行く
多少つらくても時間通りに会社に出かけ、仕事に取り組むことも必要です。そのことが体内リズムを正常にしてくれるのです。好きなことだけやっていると、睡眠・覚醒のリズムが狂ってしまい逆効果になります。

規則正しい生活をする  
「朝はきちんと起き、3度の食事を食べ、夜は遅くとも12時には寝る」という規則正しい生活を心がけましょう。朝起きて光を浴びると、体内時計がリセットされ、体のリズムが整います。

毎日目標を持って生活する
掃除や整理整頓など、何かしないといけないという自覚を持って生活することが昼間の覚醒を促し、生活のリズムを整えるのに役立ちます。

1日1回は外へ出る
光を浴び、ウォーキングなどの軽い有酸素運動をすると、脳では気分を安定させる脳内物質の分泌が増えると考えられています。

東洋医学研究所?では、非定型うつ病に対して長年にわたる治療経験と多くの医学情報を基に、統合的制御機構の活性化を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
さらに、それぞれの症状に合った生活習慣の改善について指導させて頂いております。

是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。
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