夜泣き・かんのむし
2012-09-25 17:49
東洋医学研究所
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夜泣きとは?
夜泣きとは、眠っていた赤ちゃんが理由もなく突然泣き出すことをいいます。おむつが濡れていたり、お腹がすいているなど、はっきりとした理由のある場合は夜泣きとはいいません。むずがる程度ものから、火がついたように泣く程度のものまでさまざまです。一般的には生後2〜3ヶ月ころから始まります。
夜泣きとは、こま切れに眠る赤ちゃんの時期から大人に近い睡眠になるころに始まり、ちょうどこの時期に、大人で夢を見ているとされるREM睡眠も現れてきます。
また、母親を区別したり人見知りが始まる時期にも一致し、睡眠の成熟だけでなく脳の発達も関係していると考えられています。


かんのむしとは?
かんのむしとは、かんが強いとも表現され、小児が異常に興奮しやすくなっている状態をいいます。
眉間に青筋が現れる、顔色が青白い、表情がこわばっているなど、顔に症状が表れることが多いのが特徴です。
その他、人に噛みつく、キーキー叫ぶ、髪の毛が逆立つ、食欲がないなどの症状があります。
夜泣きや、寝つきが悪いのも、かんのむしのひとつの症状とも考えられます。

夜泣き・かんのむしの原因は?
夜泣き・かんのむしの原因は明らかになっていません。
ただ、小児は、動きたくても思ったように動けず、何か伝えたくても言葉が不十分でうまく伝わりません。
したがって、小児は常に情緒不安定な状態で生活しているといっても過言ではありません。そのようなストレスが自律神経機能を乱して夜泣き・かんのむしの症状が現れるのではないかと考えられています。
また、小児期の精神と身体の急速な成長のために生じるアンバランスも原因の一つではないかと考えられています。

小児鍼の効果についての研究報告がなされています。
第53回(社)全日本鍼灸学会学術大会(千葉大会)で、東洋医学研究所?グループの米山、黒野らによって「小児期のアレルギー疾患及び愁訴に対する鍼治療の有効性」が報告されています。
この調査では、8歳以下の小児患者85例のアレルギー疾患や夜泣き、かんのむしなど様々な愁訴に対する鍼治療の有効性が検討されています。
調査結果から、小児鍼アレルギー疾患夜泣きかんのむしなどの愁訴に有効な治療法であり、主訴のほかにも「風邪をひきにくくなった・丈夫になった・元気になった・食欲が出た・よく眠るようになった」など、身体に良い変化がみられることが明らかになりました。
また、鍼治療を開始する年齢が3歳以下であることと、1年以上治療を継続することで、より有効性が高まることが認められました。

東洋医学研究所?では、このような研究実績に基づき、小児アレルギー疾患夜泣きかんのむしなど様々な愁訴に対し小児鍼をさせて頂いております
 
是非一度、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧めいたします。
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