東洋医学研究所?における生体制御療法の考え方とは?
2012-07-20 10:13
東洋医学研究所
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生体制御療法は「未だ病まざる病を医す」の健康管理と、統合的制御系による恒常性維持機構、生体防御機構および自然治癒機構の活性化を目的として考案された療法であります。

近年、生命体が持つ高次複雑系、すなわち発生・分化・生殖・死までも統御する遺伝子ネットワークや、脳・神経システム等を総合的に調整する生体の統合的制御系が明らかにされてきました。

このことによって、鍼灸医学における二元論的概念による陰陽・虚実・気血等に歪みが生じた時、鍼灸治療によって再生・修復して生体のバランスシステムの調整をする自己統御系の活性化が行われるという考え方と、近代医学でいう恒常性維持機構の調節および生体防御機構、自然治癒機構の研究との関連性が大きくクローズアップされるものと考えられます。

前述したように鍼灸診療は、「未だ病まざる病を医す」、すなわち
「未病治」「自然治癒力」の活性化により、生体の恒常性を保たせることができるといわれてきたことは周知のとおりであります。
東洋医学研究所?における研究においても鍼治療によりマウスの膵外分泌細胞の結晶構造の再生現象が認められたり(以下の生体制御療法を使用した鍼治療の研究2・3を参照)、人体免疫系に及ぼす鍼治療の基礎研究において貪食細胞とリンパ球の接触行動、及びリンパ球の増殖や活性化が確認されています。
したがって、東洋医学研究所?では鍼灸治療により、統合的制御機構の活性化及び、生体の再生・修復能が活性化されることを生体制御療法の基本理念としております。
その結果は文献に詳しく記載されております。
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