寝違い
2012-09-06 17:32
東洋医学研究所
記事に戻るコメント(0)を読む・書く
寝違いとは?
朝起きた時、首をちょっと動かしても激痛が起こり動かせなくなることがあります。この状態が寝違いです。
睡眠中は筋肉が弛緩するので、頭を不自然な角度に曲げると首の筋肉の一部が引き伸ばされて微細な断裂を発症して起こると考えられています。
首の疲労やストレス、冷えなどで首の筋肉の状態が悪くなっているときや、不自然な姿勢で寝ていた翌朝などによく起こります。


首のまわりや肩の筋肉を押すと痛みます。痛みの起こり方から、寝違いであることはわかりますが、他の病気の有無を鑑別するための検査が必要な場合もあります。

一般的には数日以内に痛みは消えますが、症状の強い時やできるだけ早く痛みを取りたいときは治療されることをお勧めします。
また、首の筋肉の状態が悪くなっていることや、体の疲労を示すサインでもありますので、全身の調整をしておくことも大切です。

鍼と超音波の併用治療
寝違いに対する効果
昭和44年4月1日より昭和47年3月1日までの3年間に東洋医学研究所?に来院された患者の中の1336例について、黒野所長が鍼と超音波の併用療法による各種疼痛性疾患に対する効果などを詳細に研究し、これを症病別に集計しました。

その中で寝違いに対しての結果は、患者121名のうち97名が著効、7名が有効、5名が比較的有効、8名がやや有効、4名が無効となり、117名の方に効果がみとめられたため、有効率は96.7%でした。

寝違いになったときのワンポイントアドバイス
強い刺激は避けましょう
寝違いは首の筋肉が炎症を起こしている状態なので、自分で直接患部に強いマッサージを行ったり、無理に首を回したりしないようにしましょう。

首の負担を減らし、休息をとりましょう
デスクワークのようなうつ向きの姿勢を避けるなど、首の筋肉に負担をかけないようにしましょう。また、適度な睡眠をとり体を休めることも重要です。

ストレスを減らしましょう
ストレスなどの精神的な緊張が続くと、首の筋肉の血行が悪くなります。そもそも寝違いは、ストレスがたまっているときに発症しやすいといわれています。発症してからもストレスをためないように、時々気分転換をしましょう。

東洋医学研究所?では、寝違いに対して長年にわたる治療経験を基に、統合的制御機構の活性化と局所の症状改善を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
さらに、それぞれの症状に合った生活習慣の改善や、運動療法を指導させて頂いております。

是非、安心して鍼治療を受けられることをお勧め致します。
記事に戻るコメント(0)を読む・書く
検索
キーワード

カテゴリ
よくある質問 (10)
コラム (44)
患者さんの声 (45)
活動内容 (3)
研究業績 (10)
講演・メディア掲載実績 (18)
適応症の治療案内 (40)
月別アーカイブ
2017年8月 (3)
2012年9月 (44)
2012年8月 (74)
2012年7月 (15)
2012年5月 (1)
2012年4月 (1)
2012年3月 (1)
2012年2月 (1)
2012年1月 (1)
2011年9月 (1)
2011年4月 (1)
2011年2月 (2)
2011年1月 (1)
2010年12月 (1)
2010年11月 (1)
2010年10月 (1)
2010年9月 (1)
2010年8月 (1)
2010年7月 (1)
2010年6月 (1)
2010年5月 (1)
2010年4月 (1)
2010年1月 (2)
2009年12月 (1)
2009年11月 (1)
2009年9月 (1)
2009年8月 (1)
2009年7月 (1)
2009年4月 (1)
2008年10月 (1)
2008年9月 (1)
2008年5月 (1)
2007年6月 (1)
2007年3月 (1)
2006年11月 (1)
2006年6月 (1)
2005年11月 (1)
2005年9月 (1)
2005年8月 (1)
2005年6月 (2)
2005年5月 (1)

友人に教える
お問い合わせ

ホーム
上へ
東洋医学研究所

東洋医学研究所
このサイトは携帯電話向けサイトです。
携帯電話でご覧ください。